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ジャマイカ・チームが「下町ボブスレー」を採用決定!!


 「下町ボブスレー」は、東京都大田区の町工場が中心となって、日本初の日本人のためのソリを開発するというプロジェクトだが、念願の日本チームからは採用が直前でキャンセルされるなど、苦節5年を迎える。だが今回ジャマイカ・ボブスレー連盟会長ネルソン・ストークス氏とチーム・メンバーが来日して長野でテストをした結果、2018年の韓国ピョンチャン冬期オリンピックでの使用が決定した。
 ボブスレーは、ソリを操縦する選手のテクニックを競う競技だが、カーレースと全く同様に開発メーカーの技術力が重要であり、実際に世界の自動車メーカー同士の戦いでもある。フェラーリはイタリア・チームに、BMWはアメリカとドイツに、マクラーレンはイギリスに、各社のハイテクの粋を集めたソリを提供しており、氷上のF1と言われるのもそういった事実によるものだ。だが日本は世界に誇る自動車メーカーが多数存在しているものの、残念ながらソリを作る日本のメーカーは存在しなかった。この「下町ボブスレー」プロジェクトは、今回のジャマイカ・チームが採用を決定したことで、悲願かなってオリンピックで使用される。世界のトップ自動車メーカーを相手に、日本初のオリンピックで使用されるソリとなったのだ。
 「下町ボブスレー」の細貝淳一ゼネラル・マネージャーは「優れたアスリートのジャマイカ選手と日本のモノ作り技術を注ぎ込んだ下町ボブスレーの組み合わせでピョンチャン五輪で上位を目指したい」と語っている。
 実は、この採用には、外務省の後押しもあったそうだが、小生(Riddim Online)が昨年4月に「下町ボブスレー」プロジェクトをジャマイカ大使のアリッコック氏に紹介し、また大使がジャマイカボブスレー連盟に繫いだのが最初のスタートだった。さて、映画「クール・ランニング」の上を行く今後の成果を大期待。(石井志津男)