• DUBFORCE
  • OVERHEAT MUSIC

ピーター・トッシュ・ミュージアム、キングストンにオープン


Text & Photo by Jun Tochino(ラブリッシュ)

 ピーター・トッシュ・ミュージアムが11月にオープン。彼の誕生日を祝うコンサートもミュージアムのあるパルスで行われましたが、ショウはキングストンで行われるショーにしてはかなり豪華でした。



 2016年11月1日、キングストンのトラファルガー・ロードにピーター・トッシュ・ミュージアムがオフィシャルにオープンした。ボブ・マーリィ、バニー・ウェイラー、そしてピーターの3人は他のメンバーと共にThe Teenagersとしてスタート。最終的にはコーラス・トリオとしてコクソンのスタジオ・ワンで、1964年に「Simmer Down」をヒットさせ、その存在を世に認知させる。その後、クリス・ブラックウェルのアイランド・レコードと契約して『キャッチ・ア・ファイヤー』でデビュー、セカンド・アルバム、『バーニン』もリリースしたがピーターは74年にウェイラーズを去り、ソロとしてコロンビア・レコードからデビュー・アルバム『リーガライズ・イット』をリリースしマリファナ解禁運動の先駆者と言われた。またその後ローリング・ストーンズ・レーベル移籍後に出した核戦争反対をテーマにした『No Nuclear war』ではグラミー賞のレゲエ部門を受賞するなど時代を先取りしたアーティストだった。

 だが1987年、自宅に3人組の強盗が入り7時間監禁の後、頭を打たれ殺されるという不遇な運命をたどった。
一般的にはボブ・マーリィの人気と評価が高いが、独特の硬質の声とボブとはまた異なるメッセージとヒット曲を持ちミック・ジャガーとの共演曲「(You gotta walk) Don’t look back」もあることなどでピーターのファンは多い。

 このミュージアムは、パルスというジャマイカいちのモデル会社を経営しトッシュとも交友関係があったキングスレイ・クーパー氏が持ちビルの1階にピーターの『legalize it』発売40周年記念としてオープンさせた。ミュージアムの中にはトッシュが愛用していた自動小銃M16型のギターや、『Mystic Man』の裏ジャケットで彼が乗っていた一輪車、銃撃された時に持っていた彼の血が付いたラスタの本や愛用していた服などが展示されておりキングストンに来た際にはぜひ見てもらいたいポイントの一つです。

▼▼次のページへ▼▼


ページ: 1 2