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JESSE ROYAL


Interview & photo by Koji Yawata

CHRONIXX / JAH9 / KABAKA PYRAMID等と共に「レゲエ・リヴァイヴァル・ムーヴメント」を牽引する存在として世界的に活躍するJESSE ROYALが再来日。日比谷野外音楽堂で開催された「SOUL REBEL 2015」以来約3年振りに再会。4月14日に川崎チッタで開催された「SPRING BREAK 2018」出演直後の楽屋で話を聞いた。

●前回の初来日から約3年振りの来日になります。前回からの期間で大きな出来事と言えば、昨年10月にデビュー・アルバム『LILY OF DA VALLEY』をリリースしたということになるかと思います。

JESSE ROYAL(以下、J):そうだ、『LILY OF DA VALLEY』だ。アルバムは前回の来日の後に2年から2年半ぐらいかけて制作した。その間にもツアーがあったりもしたので、実際には1年から1年半ぐらいにはなるが、それぐらいの期間を必要としたんだ。

●アルバムにはアルバム制作以前の楽曲、2013年の大ヒット「Modern Day Judas」も収録されています。そうしたヒットもあって、ご自身は所謂「新人」、シーンに登場したばかりの存在ではなく、世界的にも注目を集めているアーティストでありますが、その状況の中でデビュー・アルバムとして制作することにはプレッシャーみたいなものはありましたか?

J:ないね、全くプレッシャーなんてない。そうしたプレッシャーを感じて音楽を作ってきたこともない。音楽を作り出して15年ぐらいになるけど、例えば、朝に目覚めて、こうやって(ギターを奏でる仕草)その時に思ったり、感じたことを歌にしてきている。音楽を作ることはナチュラルなことで、自分の中から生まれてくるものだ。勿論、周囲を意識しないことはない。周りで起きていることや、シーンで起きていることを全く意識していないことはない。そうした中に自分も生きているから。ただ、自分の音楽を作る時にはそうしたことを意識したり、何かや誰かに自分が合わせたり、合わそうとして音楽を作ることは全くない。それにプレッシャーを感じるわけがない。

●アルバムのプロデューサーには最近ではRAGING FYAH他の作品でも活躍しているLLMAR “RIFF RAFF” BROWNがアルバム全体のプロデューサーとしてクレジットされています。

J:RIFF RAFFとはなんて言うか波長が合うんだ。音楽的なことだけではなく、性格的にも、認め合えるんだ。彼がプロデュースした「Rock It Tonight」をウッドストックで作っていた時に好感触があって、それがアルバム制作の作業が実質的に開始したとも言えるかもしれない。

●ウッドストックとはNY北部のあのウッドストックですよね。ジャマイカ以外でも制作されたんですね。

J:そうだ。ツアー中にも楽曲制作はしていた。

●そうしたツアー、ジャマイカ以外での経験も楽曲作りには影響しましたか?

J:勿論だ。全ての自分の経験が自分の音楽になる。ジャマイカを離れて客観的にジャマイカを見ることもジャマイカのことを理解するのには役立つ。あと、ジャマイカ以外でもジャマイカと同様な問題があちこちに存在していることも理解できる。現在の世界には様々な共通した問題が様々な国や地域に存在していることにも気づく。「Generation」はそうしたことも歌った曲として作った。

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